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とても難しい事だと思っている方が多いのですが、実際にゲーム配信開始までにする事は下記の図の様に非常に単純なことです。問題があっても、本サイトを見てもらえば大体解決できます。
簡単に説明してしまえば、このような4ステップでゲーム配信を開始できます。
① 必要なデバイスを集める
② 配信用デバイスを正しく接続する
③ 配信サイトを決めてアカウントを作成して、配信ソフトをサイト用に設定する
④ 音量・画質を調整して配信を開始する
ゲーム配信が大変そうに見えるのは「どのデバイスを買ったら良いのか?」とか「どの配信ソフト・どの配信サイトが良いのか?」という様に色々な選択肢があって、決められないからです。
そして、残念なことに最終的には「選択肢が多い = 面倒くさい」という風になってしまいます。
この流れは非常にもったいないと思うので、本メディア「ゲーム配信Z」では編集部自体が使っているデバイスやソフトを中心になるべく絞っておすすめのモノを紹介しています。必ずそれを買えというワケでは無いですが、迷ってやめてしまうならそれを選んでみて欲しいなと思います。
今回は先ほど紹介した4ステップに沿ってシンプルにゲーム配信開始までの流れを紹介します。
せんぱお
目次
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シンプルなゲーム配信のやり方・方法|4ステップを解説
① 必要なゲーム配信用デバイスを揃える
まずはゲーム配信に必要なデバイスを揃える事が大切です。
- 配信用PC(ゲーミングPC)
- ゲーム機(ゲーミングPC)
- キャプチャーボード – ゲーム機を使う場合のみ
- モニター
- マイク
- ヘッドホン
- マウス+キーボード
- HDMIケーブル
オーソドックスに言えば上記の8種類のデバイスが必要になります。
パッと見だと多い様に思うかもしれませんが、既に持っているデバイスも多いと思うので、実際に新しく買いそろえるモノは少ないと思います。配信方法によっては不必要なモノもあります。
配信方法は大きく分けて2つありますが、どちらの方法にもメリット・デメリットがあります。
1. ゲーム機を配信用PCに繋いで配信する方法
2. ゲーミングPCを使ってPCゲームを配信する方法
この2つの配信方法の違いについては下記記事に詳しくまとめてあるので気になった方はどうぞ。
関連記事「ゲーミングPCとゲーム機(PS4・Switch)の違いとは?」
予算としては、ゲーミングPCを買う必要があるのでPCゲームを配信する方が高くなりますが、高画質配信できたり・動画編集もサクサク出来たりといった様にメリット部分も大きくなります。
予算別に必要なおすすめデバイスを紹介した記事があるので、購入するデバイスの種類に迷っている方は参考にしてもらえればと思います。個人的にはゲーミングPCを買う方がおすすめです。
関連記事「予算10万円から始めるPS4・Switchのゲーム配信|必要デバイス」
関連記事「予算20万円から始めるゲーミングパソコンでのゲーム配信|必要デバイス」
大体のデバイスは知られていますが「キャプチャーボード」は知らない方もいると思います。
キャプチャーボードはPCとゲーム機を接続して、ゲームの映像を取り込むための機材です。
PCに映像を取り込むとロードの分だけ少し映像が遅れてしまうので、2台モニターを用意して「PC用・ゲーム用」にして使えると配信しながらでもかなり快適にプレイをする事が可能です。
PC用とゲーム用に2つ映像を出力して快適にプレイできるキャプチャーボードは「パススルー機能搭載」と書いてありますので、そのキャプチャーボードを選ぶようにしましょう。
ゲーム機でプレイするゲームを配信で流したい場合には必ず必要なデバイスですが、PCゲームの場合にはそもそもゲーム映像がPC上に表示されているのでキャプチャーボードはいりません。
関連記事「ゲーム配信におすすめのキャプチャーボードランキング」
先ほどはサクッと言ってしまいましたが、モニターは2台あるのが好ましい状態になります。
1台目のモニターはPC用で配信用のソフトを調整したり、配信サイトのコメントを見たりするのに使います。2台目のモニターはゲーム用でフルサイズ画面でゲームをプレイするのに使います。2代目のモニターも普段はPCにつないでデュアルディスプレイで運用できるので便利ですよ。
その他の必要なデバイスに関しては現時点で持っているモノを使えばいいと思いますし、もし持っていないデバイスがあれば、下記記事でまとめてデバイスを紹介しているので参考にどうぞ。
関連記事「ゲーム配信に必要な機材・デバイス・価格まとめ|実況者が教えるおすすめ品」
ゲーム機とキャプチャーボードを使って配信しようと思っている方の場合「配信用に使うPCのスペックはどれ位あればいいんだろう?」っていうスペック目安が気になる方も多いと思います。
キャプチャーボードの推奨スペック等を参考にした配信用PCの目安はコチラです。
項目 | おすすめスペック |
---|---|
CPU | Intel core i5-8400 |
メモリ | 8GB |
GPU | Intel HD Graphics 4000 |
この辺りの項目を満たしていれば、キャプチャーボードを接続してサクサクとゲーム配信をするのには問題ないスペックです。PCを持っている方はまずはスペックを確認してみましょう。
GPUはグラフィックボードと呼ばれるパーツで、映像処理のための特別な部品です。
GPUのスペックを確認するためには「ディスプレイ設定」の中から「ディスプレイ」を選択し、その中の「ディスプレイの詳細設定」を選択するとプロパティを確認することができます。
充分なスペックを満たしていなくても配信可能な場合もあるので、まずはチャレンジしてみるのもいいと思います。もしダメだったら、配信用のスペックを満たしたPCを新しく購入(6~7万円程度)するか、ゲーミングPCを購入(9万円~)するのを検討してみても良いかもしれません。
おすすめのゲーミングPCやPCの選び方は下記記事にまとめているので参考にどうぞ。
関連記事「ゲーム配信におすすめのゲーミングPCランキング|パソコンの選び方」
せんぱお
スマホゲーム・ゲームアプリを配信する場合
スマホゲーム・ゲームアプリを配信する方法も2種類あります。
- ゲーム機の様にPCに取り込んで配信ソフトで配信する方法
- スマホの配信アプリを使ってスマホから配信する方法
PCにスマホの映像を取り込む場合には、キャプチャーボードを使うスタイルと専用のミラーリングソフトを使うスタイルがありますが、個人的にはミラーリングソフトの方がおすすめです。
アプリを使って配信するよりも画質の調整や様々なアレンジを加えられるのがメリットです。
詳しくは下記記事でやり方を紹介していますが「Reflector 3」という1,500円位の海外ソフトを買うと、簡単にPCにスマホの画面を取り込んで録画したり配信することが出来る様になります。
関連記事「スマホゲーム・ゲームアプリを簡単にライブ配信・録画する方法を解説」
スマホの配信アプリを使う場合、簡単で手軽にできるので機械に不慣れな人に向いています。
先ほどから紹介しているようなデバイスやこれから紹介する配信ソフトの設定なども一切必要なく、そのアプリさえインストールしてしまえばそれで全て完結できるので、非常に簡単です。
代表的なアプリは「ふわっち」「LINE LIVE」「Mirrative」などがあります。
配信までの流れは、DLした後にアカウントを設定したら配信したいゲームアプリを立ち上げて、コントロール画面から配信開始するだけです。基本的にアプリ内で丁寧に説明してくれます。
▼ふわっちでのゲーム配信はこんな感じです!
ふわっちは収益化にも対応しているので、スマホゲームだけ配信しようと思っている方はこういった無料の配信アプリを使った方法でいいと思います。かなり簡単にできるのでおすすめです。
配信するのに向いているゲームアプリも一緒に探している方は下記記事がおすすめです。
関連記事「ゲーム配信に向いているおすすめの無料ゲームアプリ・スマホゲーム」
関連記事「個人ユーザーが選ぶおすすめゲームアプリランキング|新作・人気作まとめ」
せんぱお
② 配信用デバイスを正しく接続する
個人的にはココがイチバン地味だけど重要なポイントだと思っています。
「映像が映らない」「音声が入っていない」「ゲーム音が聞こえない」「映像が替わらない」
といった様な不具合が誰でも1回は起きますが、この接続を正しく出来ていないのが原因になっていることが多いです。ただ、難しいことではないので、サクッと正しく接続していきましょう。
例えば、モニター1台でキャプチャーボードを使う場合の接続は上記の様な形になります。
- ゲーム機をキャプチャーボードにHDMIで接続
- キャプチャーボードをモニターにHDMIで接続
- キャプチャーボードをPCにUSBで接続
- PCからモニターをHDMIで接続
ただし、モニターに2つ以上接続端子(HDMI×2とかHDMI+DVIとか)が無いと同時接続はできません。1つしか接続端子が無い場合には、キャプボからの接続を優先して適宜切り替えるしかないです。配信設定などはPCでやって、コメントはスマホで見る様な工夫が必要になってきます。
モニターが2台の場合には、PCを2代目のモニターにHDMIもしくはDisplayPortで接続します。1台目のモニター(ゲーム用)にも接続したままにしておくのは、ゲームをしない時にPCをデュアルディスプレイで運用できるからです。デュアルディスプレイは作業効率が良くておすすめです。
PCによってはHDMI端子が1つ、DisplayPort端子が1つの場合があります。DisplayPortは優秀ですが対応モニターが少ないので、DisplayPort→HDMIの変換コネクタを使うと便利です。
ゲーミングPCを使う場合には、キャプチャーボード周りの接続は必要ないので、PCから各モニターに接続するだけでOKです。ゲーミングPCはこういう所で意外と初心者向けでもあります。
続いて音声系のデバイスの接続方法を解説していきます。
- マイク
- ヘッドホン
- ヘッドセット(マイク+ヘッドホン一体型)
音声系のデバイスはこの3種類がありますが、接続は基本的に全てPCにしてください。
端子としてはUSB端子とプラグ端子があるはずですが、モニターやゲーム機に接続するのではなく、全てPCに接続してください。PCの音源もゲームの音源もPCから聞くことになりますね。
キャプチャーボードを使っている場合、映像はパススルー機能で遅延なく楽しめますが、音声はPCに入力されたモノを聞くので、気にならない程度ではありますがほんの少しラグが生じます。
もしマイクにヘッドホン入力用のプラグ端子がある場合はそちらにヘッドホンを挿しましょう。
音声系のデバイスがしっかり接続されているか確かめたい場合には、Windowsの「設定」→「サウンド」の項目で出力・入力デバイスなどが正しく設定されているか確かめる様にしましょう。
関連記事「ゲーム配信におすすめのマイクとマイクスタンドをゲーム配信者が紹介」
せんぱお
③ 配信サイトと配信用ソフトを設定する
まずはメインの配信サイトをどれにするか決めましょう。
使いやすさ・ユーザー層・収益化の難易度・注目度あたりの項目で決めるのがおすすめです。
- YouTube
- Twitch
- OPENREC
- ニコニコ生放送
- Mixer
- ツイキャス
個人的に今から配信を始めるとしたら「YouTube・Twitch」を選ぶと思いますが、大穴狙いでならNinjaが移籍した「Mixer」もアリかなと思います。正直ニコ生・ツイキャスは選ばないです。
どの配信サイトにするか悩んでいる方は下記記事で比較しているので参考にしてみてください。
関連記事「ゲーム配信におすすめの動画プラットフォーム・配信サイト比較と収益化の方法」
メインの配信サイトを決めたら、下記記事のリンクの中から自分の選んだ配信サイトを選んでその流れで設定を進めてください。ただ、基本的に設定に関する大きな流れとしては同じです。
大まかな流れはこんな感じで、アカウントを作って各サイトに合った設定します。
基本的に配信用ソフトは無料で使える「OBS Studio」が便利で使いやすいのでおすすめしています。有名な配信者の方も含めてかなり多くの人が使っているソフトなので、間違いないです。
・OBSを配信サイトと接続する設定
・画質設定
・音質設定
・配信画面に何を表示するか設定
配信用ソフトの設定はこの辺りの項目を中心に行っていきます。
OBS Studioは各サイト用にカスタマイズが必要がある部分と、基本的に一定で大丈夫な設定があるので、各サイト用は先ほどの記事から見てもらって、一般設定は下記記事を見てください。
関連記事「OBS Studioの使い方・おすすめ設定をゲーム配信者が簡単に解説」
せんぱお
④ 配信・録画のテストを実施・配信開始
ここまでゲーム配信のセッティング出来たら配信・録画のテストをしていきましょう。
配信に関しては非公開や限定公開にして自分だけが見れる環境にしてチェックしてみて、録画に関しては実際に録画してみてその動画を見てみましょう。画質・音質・音量などの配信のバランスが実際にどうなっているか確認しながら、配信ソフトの設定を微調整していきましょう。
画質については「OBS Studio」で調整できるので、下記記事を参考に調整してみてください。画質を上げ過ぎるとPCのスペックや回線速度が足りていないとカクカクしてしまうので注意です。
関連記事「ゲーム配信の画質を良くして高画質にするためのやり方・設定方法」
どうしても高画質配信ができない場合は、ゲーミングPCを買ったり回線を変えるのもアリです。
処理速度はパソコンのスペック依存ですし、映像をサイトに映すのは回線速度依存になっているので、そこを改善してあげるのが良いです。改善ポイントは下記記事が参考になると思います。
関連記事「ゲーム配信におすすめのゲーミングPCランキング|パソコンの選び方」
関連記事「オンラインゲームを快適にプレイするのに必要な回線速度・通信速度の目安」
どうしても他の記事も並行で読んでもらう形になってしまって申し訳ないんですが、1つの記事にまとめすぎてしまうと逆に分かりにくくなってしまうので、必要な記事だけ見てみてください。
調整が出来たらもう全部準備OKなので、ゲーム配信・動画投稿を楽しんでください!
せんぱお
まとめ:とってもシンプルにゲーム配信の流れ・方法を解説
今回はとってもシンプルにゲーム配信の流れ・方法について解説してきました。
本当にシンプルにしようと思うと最初の4ステップの図だけで終わってしまいますが、ゲーム配信を開始するまで見ながら進められる記事にしたかったので、必要な部分は丁寧に解説しました。
個別に詳しく説明が必要な部分はリンクを貼ってあるので、各関連の記事を参考にしてもらえればと思います。ゲーム配信を始めるだけで既に1,000人に1人の逸材なので、ぜひ配信にチャレンジして、続けてみて1万人に1人・10万人に1人の逸材になれる様に頑張ってみてくださいね。
関連記事「ゲーム配信におすすめのゲーミングPCランキング|パソコンの選び方」
せんぱお
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