【2020】ゲーム配信におすすめのキャプチャーボードランキング|PS4・Nintendo SwitchをPCに接続

キャプチャーボードはPS4やNintendo Switchなどの家庭用ゲーム機の映像をPCに取り込んで録画したり、ゲームのライブ配信をしたりするのに必要な機器です。HDMI変換ケーブルも購入すればスマホも接続できるキャプボがあるので、スマホゲームの配信をする事も可能です。

PC周辺機器としてはそれなりに高価な機材なので、もしPCを買い替える予定もあるのであればゲーミングPCを購入してあげるとキャプチャーボードも必要なくなるのでおすすめです。

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せんぱお

PCゲームの配信にはキャプチャーボードは不要です!

おすすめのキャプチャーボードランキング

第1位 Monster X(エスケイネット)

価格 17,000円程度
装着方式 外付け方式
USB規格 USB3.0
パススルー
エンコード方式 ソフトウェア

最もおすすめなのは「Monster X」というキャプボで、キャプボの中では比較的安価かつ使用者が多いので、使い方などに関する情報が多いです。本体自体は小さめなのでほとんど場所は取らず、ソフトウェアエンコードなので遅延が少ないのも良い所です。画質もフルHD対応です。

パススルー機能も付いていて音ズレなくゲームも出来るので、音の重要なアクション系のゲームでもプレイスキルが下がらずにプレイ出来ます。付属のキャプチャーソフトは貧弱なので、画面を取り込むだけに使って、取り込んだ画面を「OBS Studio」で配信する様にしましょう。

実際には付属ソフトよりも共通の無料ソフトの方が使い勝手が良いし、情報も多いのでソフトの出来自体は気にならないです。若干気になる点としては「接続機器が見つかりません」というエラーがたまに出る点で、PCを再起動するか、USBを抜き差しすることで解消できます。

しかし、価格・機能・性能などを検討するとこのキャプボが総合点でトップだと思います。

第2位 GC550 PLUS(AVer Media)

価格 25,000円程度
装着方式 外付け方式
USB規格 USB3.1
パススルー
エンコード方式 ソフトウェア

コチラも非常に人気の高いキャプチャーボードで「GC550」というモデルが特に人気だったのですが、生産停止ということで後継機の「GC550 PLUS」が発売されています。対応画質が上がって、動画編集用のソフトも付属しているのが「GC559 PLUS」になった特徴です。

キャプチャーボードの中では価格が比較的高めですが、付属のキャプチャーソフトが優秀なので、最終的にはOBSを使うにしても簡易な配信なら別途配信ソフトを使わなくても可能です。

エンコード方式・パススルー機能なども特に文句なく良いですし、見た目もまさにゲーム配信という形でカッコいいです。コチラのキャプボも使用者が多いので情報を集めやすいのも◎。

第3位 GV-USB3(I-O DATA)

価格 17,000円程度
装着方式 外付け方式
USB規格 USB3.0
パススルー
エンコード方式 ソフトウェア

コストパフォーマンスの良いキャプボで、安価に購入するのであれば「Monster X」とどちらを使うか悩みどころです。動画編集ソフトが付属しているので、もし他の動画編集ソフトを持っていないけど動画投稿も考えている方はこの「GV-USB3」を選ぶ方が便利だと思います。

フルHD画質でキャプチャー可能なので性能的にも全く問題なく使いやすいです。付属キャプチャーソフトは少し重いので、別途「OBS Studio」などの配信ソフトを使うのがおすすめです。

第4位 Game Capture HD60 S(Elgato)

価格 20,000円程度
装着方式 外付け方式
USB規格 USB3.0
パススルー
エンコード方式 ソフトウェア

基本的にはWindowsにしか対応していないキャプチャーボードが多いのですが、この「HD60」はMacにも対応しています。なかなかiOSに対応したキャプボは少ないので重宝します。また、付属キャプチャーソフト・対応画質・エンコード方式も問題なく高性能なキャプボです。

自宅に色んなOSのデバイスがある方はこのキャプボがおすすめです。入力はHDMIなので、もしMacに接続する場合には変換ケーブルなどが必要になる場合が多いので用意しておきましょう。

キャプチャーボードのつなぎ方

今回紹介しているキャプチャーボードは全てHDMIケーブルで接続するタイプで「ゲーム機:キャプボ」「キャプボ:モニター(パススルー機能使用時)」「モニター:PC(DVIの場合もあり)」は基本的にHDMIケーブルで接続するため、合計3本のHDMIケーブルが必要になります。

キャプチャーボードには基本的にHDMIケーブルは付属していないので、1本(「キャプボ:モニター」部分)追加で購入する必要がある場合が多いです。ちなみに「キャプチャーボード:PC」はキャプチャーボードに付属のUSBケーブルで接続できるので購入の必要は無いです。

Amazonで買うならコチラのHDMIケーブルがコスパが良いのでおすすめです。

パススルー機能とは?

PCに取り込む映像とは別にリアルタイムのゲーム映像を表示することが出来る機能です。このパススルー機能がついていると遅延なくゲームをプレイできるようになります。

先ほどエンコード方式で遅延のお話をしたのですが、高性能なソフトウェア方式でも若干の遅延はどうしても起こってしまいます。ただし、ソフトウェア方式のキャプボには大体このパススルー機能というモノがついているので、遅延を感じずにゲームがプレイできるというワケです。

キャプチャーボードの特徴

装着方式

  • 外付け型:PCの外に接続する方式
  • 内蔵型:PCの中にパーツとして組み込む方式

装着方式は「内部に組み込む」か「外部に接続するか」の2択です。ゲーム配信をする場合は基本的にデスクトップパソコンを使うと思いますが、内蔵型はデスクトップのみ使用できます。

内蔵型のメリットはケーブル類がごちゃごちゃしないだけなので、基本的に外付け型がおすすめです。今回ランキングで紹介しているのは全て外付け型のキャプチャーボードになっています。

エンコード方式

  • ソフトウェア:PCで映像を処理
  • ハードウェア:キャプボで映像を処理

簡単に言えば映像の処理を「PC」と「キャプチャーボード」のどちらでやるかという事です。ハードウェア方式はキャプボで処理してから送り出すのでどうしても遅延が起こりがちなのですが、ソフトウェア方式はPC側で処理するため遅延が起こりにくくなっているのが特徴です。

例えば、スペックの低めなPCやノートパソコンなどでゲーム配信をする場合には、ハードウェア方式でないと処理できない場合もあるのですが、基本的に遅延が起こるとゲームプレイ・配信が快適じゃない場合が多いので、ソフトウェア方式のキャプボにするのがおすすめです。

まとめ:ゲーム配信におすすめキャプチャーボードランキング

今回はゲーム配信におすすめのキャプチャーボードをランキング形式でご紹介しました。

PS4やNintendo SwitchなどのHDMIで接続するタイプのゲーム機をゲーム配信で使うためにはキャプチャーボードが必須です。とても難しい操作や接続が必要そうに見えますが、買ってしまえば意外と簡単に出来るので、ゲーム配信をしたい方はぜひチャレンジしてみてください。

キャプチャーボードで映像を取り込んだ後の配信ソフトの設定は下記記事で解説しています。

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せんぱお

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