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それぞれ配信サイトには特徴があって「ライブ配信・動画投稿・収益化」などと様々な軸があるので、どの項目を重視するのかによってもおすすめしたい配信サイトの種類が異なってきます。
今回は「YouTube・OPENREC・ニコニコ動画・Twitch・Mildom」の5つの各配信サイトの特徴と違いについて解説しつつ、重視する内容によっておすすめサイトを解説していこうと思います。
せんぱお
目次
季節限定キャラも入手可能な「リンクスチケット」を最短半年で入手可能!他にもグラブル時の通信制限回避オプション等もありお得でおすすめです。
5種類の配信サイトの総合評価
詳細については個別に解説するのですが今回は下記の4つの項目で各配信サイトを評価しました。
YouTube | OPENREC | ニコニコ動画 | Twitch | Mildom | |
---|---|---|---|---|---|
画質 | S | A | A | S | C |
遅延時間 | A | B | A | S | B |
システム | S | B | C | A | C |
収益化しやすさ | C | S | A | B | B |
総合評価 | S | A | B | A | C |
収益化するのは最も難しいのですが、やはりこの中では「YouTube」が最もおすすめですね。
せんぱお
YouTubeの特徴
YouTubeはGoogleの運営する動画プラットフォームで、全体的なバランスが良いのが特徴です。
ゲーム実況の動画のアップロードは保存してある動画を選択するだけで完了できるので非常に簡単です。他のプラットフォームに比べて面倒な手順などは極力省かれているのでシンプルです。
ライブ配信についても簡単で、申請をして1日・2日程度で承認されてできる様になります。視聴者とのラグはそれなりにありますが、実装されている低遅延モードを選択すると解消できます。
また、ライブ配信したアーカイブの内容も自動で動画として残すことが可能なので、ゲームのライブ配信中心に活動していても動画としてストックが溜まっていく様な仕組みになっています。
ユーザー層は日本の若めの年齢層ユーザーが多いです。有名なゲームの方が視聴者を集めやすい一方で、そういったゲームには既にライバルもそれなりに多いので、差別化の必要があります。
▸YouTubeの収益化について
ゲーム配信は趣味の延長線上ではありますが、収益がもらえるに越したことはありません。
ただ、YouTubeは収益化に関するハードルがやや高いです。下記の2点の条件をクリアした上でYouTubeに審査の申請を行って通過した者だけが収益化が可能な状態になることができます。
- チャンネル登録者1,000人以上
- 動画の総再生時間4,000時間以上
最小限の参加資格要件 <引用:YouTube>
・すべての YouTube パートナー プログラムのポリシーに準拠している。
・YouTube パートナー プログラムを利用可能な国や地域に居住している。
・公開動画の総再生時間が過去 12 か月以内で 4,000 時間以上である。
・チャンネル登録者数が 1,000 人以上である。
・リンクされている AdSense アカウントを持っている。
YouTubeの収益化の方法に関しては「動画の広告添付・商品アフィリエイト・ライブ配信時のスーパーチャット(投げ銭)」など様々あって自分でコントロールができるようになっています。
特に「チャンネル登録者1,000人」を達成するのは非常に難しく、戦略的に狙う必要があります。
広告については表示される広告種類によるので明確ではありませんが、スーパチャットに関しては約70%が配信者の所に分配される様な形になりますので、30%程はYouTubeに取られます。
関連記事「YouTubeでのゲームのLive配信・動画投稿のやり方・手順を解説」
せんぱお
OPENRECの特徴
OPENRECはサイバーエージェントの子会社であるCyberZが運営していて、ゲーム特化したライブ配信向け動画プラットフォームになっています。比較的新しいので穴場的感覚がありますね。
配信をしたい場合にはOPENRECに直接申請をして、認められれば配信可能というスタイルです。OPENRECにはプレミアム会員という仕組みがありますが、配信は一般会員でも可能です。
動画の投稿も可能ですが、配信のアーカイブを残す様な用途がメインです。フォロワー1,000以上であれば動画は消えませんが、それ以下だと2カ月間で100再生以下の動画は消える仕組みです。
▸OPENRECの収益化について
他のプラットフォームに比べて収益化のハードルは特になく、始めてすぐに「エール」と呼ばれる投げ銭をもらうことが可能です。Liveの開始時に広告が入ったり、動画にも自動的に広告がつくので、現状の収益化ハードルとして他プラットフォームに比べると低くて収益化しやすいです。
動画配信の収益化について<引用:OPENREC>
OPENREC.tvで発生した広告収益やエール収益を原資として、視聴数やランキング、獲得したエール数などプログラムに参加する配信者の活動実績に応じて、一定ルールに基づき分配されます。獲得したエールを直接収益として受け取れるわけではありません。
ただ、エールも含め様々な要素をごちゃまぜにして運営側のさじ加減で収益額が決定されるので、正直なところ不透明な部分が多すぎて結構不安ですね。資金洗浄を警戒している様ですが、不公平な分配にならない様に配信者には内訳を教える様な工夫があるといいかもしれません。
関連記事「OPENRECでのゲームのライブ配信のやり方・手順を「ゲーム配信者」が解説」
せんぱお
ニコニコ動画の特徴
ニコニコ動画はドワンゴが運営する動画プラットフォームで、コメントが動画上に流れるオリジナルのシステムが人気です。ニコニコは独自の文化というか、他のプラットフォームとは好まれる動画の内容も編集の仕方もユーザー層も全て違うので、合う・合わないが結構激しいですね。
ただし、良く言えば辛辣でも素直なコメントが多いので、自分の動画やライブ配信に足りないモノが分かったり、凝った作品は評価されて熱烈なファンができる事もあるので、人気は下火ですが、自分に向いていると思ったらメインに選んでゲーム配信をしていくのもアリだと思います。
▸ニコニコ動画の収益化について
ニコニコ動画とニコニコ生放送には「クリエイター奨励プログラム」というものがあって、動画の再生数・生放送の視聴者数・広告数などに応じて収益が分配されます。「クリエイター奨励プログラム」は一般会員でも申し込むことが出来ますが、本人確認の申請のステップが必要です。
クリエイター奨励プログラムとは<引用:ニコニコヘルプ>
niconicoの投稿作品に対し、プレミアム会員収入の一部を原資として奨励金(クリエイター奨励スコア)を支払う制度です。
また、ニコニコ生放送自体は「プレミアム会員」でないと配信ができないです。ニコ生に関しては6時間の制限があったり、30分ごとに延長が必要だったり、1,000人が定員だったりといった縛りがあるので、生放送するにもある程度の慣れが必要です。ニコ生らしさはまだまだ健在です。
コチラもOPENRECと同様に明確な分配基準等は示されていないので、駆け出しの配信者から巻き上げて有名配信者が手厚くされている様な事態が起こっていなければいいなと思っています。
関連記事「ニコニコ生放送でのゲームのライブ配信のやり方・手順を「ゲーム配信者」が解説」
せんぱお
Twitchの特徴
Twitchは海外でも人気が高い動画配信プラットフォームで、Amazonが買収した事でPrime会員の場合には特典(Twitch Prime)がつくようになりました。Twitchは基本的にゲーム配信がメインコンテンツで、会員登録をしてないと閲覧できないので視聴者的には少しハードルが高いですね。
・他の配信者のスポンサー登録が1回無料
・他の配信者のゲーム配信の広告が非表示
・ゲームやゲーム内アイテムを無料配布
ただし、ゲーム配信者と視聴者が「Win – Win」になれるようなシステム環境はしっかり整っているため、収益を得られることで長く同じ配信者のゲーム配信を楽しめる様な形になっています。
▸Twitchの収益化について
Twitchは先ほども言ったように収益化についてはしっかりとしたシステム環境を整えていて、下記条件を満たすことで「Twitchアフィリエイト」という収益化できるプログラムに参加できます。
- 30日間で500分以上の配信
- 30日間で7日以上の配信
- 配信の平均視聴者数を3人以上確保
- フォロワー数50人以上
参考「Twitch FAQ」
パッと見では収益化の条件が多い様に見えますが、YouTubeの条件と比べるとだいぶ緩いので収益化自体はしやすいですね。「Twitchパートナー」という制度もありますが、海外人気配信者が提携する規模感のプログラムなので、日本配信者の方で提携している様な方は少ないと思います。
関連記事「TwitchでのゲームのLive配信・動画投稿のやり方・手順を「ゲーム配信者」が解説」
せんぱお
Mildomの特徴
Mildomは中国資本で最近人気が出てきた配信サイトで、色んな配信者が引き抜かれて話題です。
資本力はかなりあって有名プレイヤーにとっていい環境だと思うのですが、一般ユーザーは高画質で配信できなかったり、アーカイブが残せなかったりかなり格差を感じるサイトの印象です。
配信不可なゲームタイトルもあるし、今からわざわざ選ぶというサイトでは無いと思いますね。
▸Mildomの収益化について
Mildomはランキングという形で配信者ごとに常に格付けがされている状態になります。
- L2ランキング:1位~100位で賞金額が変動(14,000円~5,000円)
- L1ランキング:1位~31位以下で時間報酬が変動(1,000円~500円)
この様に視聴者数や投げ銭等の複数の要素によって配信による報酬がもらえたりするんですが、この上に公認配信者という特別枠があって、その部分の報酬額は明示されていない状態です。
つまり、とてつもなく有名・人気配信者にならないとランキング以上の収益は得られないし、そもそもここで公認になれるほどであれば他サイトでもっと稼げるという感じだと思いますね。
しかも公認配信者でないとできない設定も多いので、あまり推奨できないですね。
関連記事「ゲーム配信サイト「Mildom」の特徴と収益化の方法について解説」
せんぱお
まとめ:ゲーム配信におすすめの動画プラットフォーム・収益化法
今回はゲーム配信をするのにおすすめの配信サイトの特徴の紹介と収益化の条件について解説しました。
それぞれメリット・デメリットな部分があるので、自分の動画や配信のスタイルに合わせてどこを選ぶのかという事を考えるのが良いと思います。「YouTube」+「Twitch」がおすすめです。
メインで活動するプラットフォームとサブを持っていると、どちらかでハマりやすくなると思うのでおすすめです。複数のプラットフォームで同時にゲーム配信することも可能でお得ですよ。
関連記事「2つの配信サイトで同時配信する方法|配信ソフト・サービス使用編」
せんぱお
季節限定キャラも入手可能な「リンクスチケット」を最短半年で入手可能!他にもグラブル時の通信制限回避オプション等もありお得でおすすめです。