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ただ、それに伴って関連会社がOPENRECの運営に関わっている「株式会社Cygames」から関係ゲーム配信を禁止するという通達が「Mildom」に向けて発信されたことで話題になっています。
ライブ配信プラットフォーム「Mildom」における、当社コンテンツを使った投稿・配信の禁止について | 株式会社Cygames https://t.co/rHSeJBC97R
— Cygames公式アカウント (@Cygames_PR) March 13, 2020
騒動になるまであまり見たことのなかったゲーム配信サイトですが、背後には中国のゲーム関連企業である「テンセント社」がいるという事で今後の動向も気になる出来事でもありました。
そこで、今回は注目の「Mildom」に関して特徴と収益化システムを解説していこうと思います。
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Mildomのゲーム配信サイトとしての特徴
▸視聴者目線での評価
私自身、このサイトを運営していて色々と他のゲーム配信サイトの仕組みなどを見て記事を書いてはいますが、この「Mildom」は正直言って色々と足りない部分が多いサイトだと思います。
視聴者目線だとUI的にはTwitchやOPENRECに近い感じでそこまで悪くなく、コメントを打ったユーザーの順番が表示されたりゲームカテゴリが分かりやすかったりする部分がありますね。
ただ、特筆する部分はなく、かなり好きな配信者がいなければ見ないかなという感じです。
▸配信者目線での評価
配信者目線だとユニークな点としては「ランキングシステム」があるのですが、このシステムが現状としては酷くて、新規でゲーム配信をしようという方にはまずおすすめは出来ませんね。
公認配信者 > L1ランキング > L2ランキング
という序列になっていて、収益化について詳しくは後ほど解説しますが、闇が多いです。
- 公認配信者:Mildomと契約している配信者
- L1ランキング:1ヶ月単位で変動し、3位以内に入賞で公認配信者にランクアップ
- L2ランキング:1週間単位で変動し、4回ランキングで20位以内を取るとランクアップ
ちなみに、L1ランキングは400位以内に入らなければランクダウンするため、公認配信者になるまでは常にL1とL2でゲーム配信者の入れ替えが発生するという感じのシステムになっていますね。
ランキングポイントにはギフトなども含まれるのでホスト・キャバクラ感が若干あります。
せんぱお
ココまではわりと普通っぽいですが、システム面でのパワー不足感・ひいき感が否めません。
今やスタンダードになりつつある「1080p」での配信は「特定の配信者以外できない仕様」になっているため、公認配信者になったとしても、この画質設定では配信できないのかもしれません。
ヘルプや配信設定ページにも画質や推奨設定などの情報はないため、配信サイトとしてのスペックは恐らく低いのだろうと推測してしまいますし、初心者には配信設定が難しいと思います。
また、アーカイブ動画の保存、サブスク、福引機能などは公認配信者にならないと使えません。
という事ですので、ランキングシステムや収益化の部分が非常に魅力的だという方以外はおすすめはしないかなという感じです。スペック面では明らかに他の配信サイトがおすすめですね。
関連記事「ゲーム配信におすすめの動画プラットフォーム・配信サイト比較と収益化の方法」
収益化の条件と支払いについて
- L2ランキング:1位~100位で賞金額が変動(14,000円~5,000円)
- L1ランキング:1位~31位以下で時間報酬が変動(1,000円~500円)
L2の場合には配信するだけでは報酬はもらえず、ランキング上位に入ることで賞金がもらえる感じですね。単純計算で賞金最大だと月56,000円もらえる可能性があるという事になりますね。
L1の場合には配信するだけで時間報酬がもらえます(1日最大4時間まで)。1日4時間配信したとして、単純計算で最大(ランキング1位の場合)だと月120,000円もらえる可能性があります。
コレに加えて投げ銭が配信者に入る様ですが、どの位の割合が配信者に入るかは不明です。
運営会社の定める方法により当該本配信を評価し、その評価に基づき運営会社が定める金員(以下「分配金」といいます。)を、運営会社が本サービスにおいて得た収益から収益分配として支払うものとします。なお、配信者が実施する本配信の評価方法、分配金の支払方法等は運営会社が自由に定めることができ、かつ運営会社が自由に変更できるものとします。
引用「Mildom配信者規約」
上記が配信者規約に記載されているものですので、〇%が配信者にという明確な基準は無いという感じです。加えて広告報酬や公認配信者の報酬もブラックボックスという感じになってます。
公式自体がランキング形式で明確に報酬を設けるというのは珍しいですが、条件に対する報酬額は低く感じられ、その他広告報酬や契約報酬が不明なのでメインにするには不安感があります。
まとめ:ゲーム配信サイト「Mildom」の特徴と収益化の方法
今回は話題のゲーム配信サイト「Mildom」について特徴と収益について解説しました。
大きく関わっていると思われるテンセント社は、中国でのゲームやプラットフォーム事業で非常に力があるので、スペック面など今後改善されるかも知れませんが、現状はわりと厳しいです。
引き抜かれた配信者は完全にお金で移行したと思われるのでその辺りも複雑な部分ですよね。
Mildomで1から始めてランキング上位を目指すというのはかなり難しいと思うので、別のプラットフォームで有名になって最初から公認配信者として移行するのはアリなのかもしれません。
せんぱお
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