予算10万円から始めるPS4・Switchのゲーム配信|必要デバイス

予算が10万円だと、なかなかPCゲームのゲーム配信をするための環境を整えるのは難しく、どうしてもPS4・Switchなどの家庭用ゲーム機の映像をPCに取り込んで配信する形になります。

そこで、今回は予算10万円で構築するおすすめの配信環境・デバイスをご紹介していきます。

せんぱお

充分なスペックのPCがあればキャプボ(2万円)を買うだけでOK!

予算10万円で購入するゲーム配信用デバイス

キャプチャーボード:約2万円

キャプチャーボードは家庭用ゲーム機をゲーム配信するためには必須のデバイスです。

役割としてはゲームの映像をPCに取り込むことが出来ます。PCのモニターに家庭用ゲーム機(PS4やSwitch)を接続して、映っているからこのまま配信できると思う人がいるのですが、モニターの方に映っていてもPC自体にゲーム映像を取り込まないと配信はできないので注意です。

Nintendo Switchのゲーム配信は、キャプチャーボードを使わずにできるのでしょうか?

①PCモニターを買う
②SwitchとモニターをHDMIケーブルで繋ぎプレイできるようにする
③モニターとノートPCをUSBケーブルで繋ぎマルチモニターとして使う
④ニコ生デスクトップキャプチャーを使いモニターのほうをキャプチャーする
⑤ツイキャスをノートPCで開き配信画面を操作する
⑥配信する画面をモニターに設定する

Yahoo知恵袋でこういった質問をよく見かけるんですが、配信は出来ません。

明らかに間違っているのが③・④辺りで、モニターには映像は映っていますが、ゲーム映像は取り出せないからです。モニターからPCに映像は流れないのでキャプチャーは出来ないワケです。

ゲーム機(PS4・Switch)を使ってゲーム配信をするなら100%キャプボが必要なので注意です。

キャプチャーボードの価格帯としては1万5千円〜2万5千円程度が相場ですね。

個人的におすすめなのは「MonsterX U3.0R」です。

接触の問題でPCとの接続が安定しない時もありますが、人気の機種で情報も多く、扱いやすいキャプチャーボードです。何か困った時にネットですぐ情報が手に入るのは嬉しいポイントです。

色んなキャプボの性能を比較して選びたいという方は下記記事が参考になると思います。

関連記事ゲーム配信におすすめのキャプチャーボードランキング

配信用パソコン:約6万5千円

もしそれなりのスペックのデスクトップPCを持っているのであればカットできる予算です。

家庭用ゲーム機用におすすめするのであればこの「Monarch IM」がいいです。

今回おすすめするパソコンは最新のゲームをプレイするのにはスペックが足りないモデルですが、家庭用ゲーム機の高画質なゲーム配信やインターネットは快適にできるスペックのPCです。

家電量販店でパソコンを買ってしまうと、拡張性が低く買い替えないと性能を上げにくいです。

ただ、このモデルはもしPCゲームを配信したくなった時には、パーツを単品で購入すれば比較的簡単にスペックを上げられるので、このパソコンが無駄になりにくいのもいいポイントです。

新しいPCゲームも遊べるようにと考えると、ゲーミングPCの場合2倍〜それ以上の価格帯になってしまうので、まずは家庭用ゲーム機からと考えている方はこの辺りのモデルがおすすめです。

ヘッドセット:約1万円

予算に余裕がある場合には、私自身の使った感覚として「ヘッドホン+マイク」をおすすめしていますが、予算10万円で環境を構築するのであれば、ヘッドセットがコスパがいいと思います。

もし予算があるのであれば、ヘッドセットのフィット感はいいのですが、長時間つけていると重さを感じることがあるので、マイクは別で買うと快適環境でゲーム実況を楽しめると思います。

HDMIケーブル:約2千円

もともとTVやモニターとゲーム機をHDMIケーブルで接続してゲームをしていた人も、キャプチャーボードを間に入れることで、追加してHDMIケーブルがもう1つ必要になります。合計3本です。

  • ゲーム機 – キャプチャーボード
  • キャプチャーボード – モニター
  • PC – モニター

キャプチャーボードにはパススルーという機能がついていて、PCとは別に直接モニターにも接続して遅延無い映像でゲームをプレイすることが可能です(PCに取り込んだ映像はどうしても少し遅延してしまうので)。アクションゲームならほとんど必須級の機能になっています。

まとめ:予算10万円から始めるPS4・Switchのゲーム配信

今回は予算10万円でのゲーム機を使った配信環境・必要デバイスについて解説してきました。

もともとPC周りのデバイス環境が整っている場合には、キャプチャーボード+HDMIさえ追加購入してしまえばOKなので、最安2万2千円程度の予算でもゲーム配信を始めることが可能です。

お金のかかる趣味だと思われるかもしれませんが、PC自体は他の作業やお仕事でも快適に使えるわりとハイスペックですし、ゲーム自体はもともとお金のかからないコスパのいい趣味なので、総合的にゲーム配信はかなりコスパよく楽しめる趣味だと個人的には思います。

最低限このあたりのデバイスを揃えて、さらにいい環境にしていきたい場合には追加して色んなデバイスを導入したり、カスタムしていくとより楽しめるようになりますよ。各デバイスごとの詳しいおすすめは下記記事のようにまとめていますので、参考になれば幸いです。

関連記事ゲーム配信に必要なデバイス・価格まとめ|ゲーム実況者が教えるおすすめ品

せんぱお

ゲーム配信はコスパの良い趣味ですよー!