ゲーム配信の画質を良くして高画質にするためのやり方・設定方法を解説【OBS Studio】

ゲーム配信で間違いなくポイントになるのは「画質」ですが、実は配信ソフトを少し設定を変えるだけでも画質が良くなったりするので今回解説する方法を読んで試してみてください。

根本的に言えることは、自分の見ているゲーム画面の映像の質よりも高画質になることはないという事です。確実に配信という形式にする以上、画質は劣化するものなので、その場合には大元(ゲーム機本体・PC)の性能をあげるしかないという事は覚えておいてください。

編集部

自分の持っている機材の性能範囲内で画像をあげる工夫が大切!

機材の性能を上げて根本的な原因を解決

先ほども言ったように、そもそも機材のスペック以上の画質はどうやっても出力できないので、簡単に画質をあげるのであれば機材の性能を上げるということがまず挙げられます。

1. ゲーム機を変更する

固定のゲーム機でしか配信されていないゲームソフトであれば、そのゲーム機を使うしかないのですが、もし「PS4」と「Nintendo Switch」の両方で発売されているソフトであれば、この2台のゲーム機の描画パワー差は歴然なので、PS4の映像を配信した方が画質が良いです。

同様にPC版も発売されているゲームソフトであれば、良スペックのゲーミングPCの映像を配信した方が画質が良いです。つまりゲーム機による画質の差は下記の様になります。

ゲーミングPC > PS4 > 低スペックPC > Nintendo Switch

基本的にはゲーム用のグラフィックボードを搭載したゲーミングPCの描画性能はPS4よりも高い場合が多いので、ゲーミングPCでPC版ゲームを配信するのが最も画質の高いゲーム機の選び方です。最近のソフトはわりと互換性があるので、PC版での配信も検討してみましょう。

2. PCを変更する

ゲーム配信をする場合に、PCゲームであれば直接PCが処理する形になりますが、ゲーム機(PS4・Switch)の映像を配信する場合にはキャプチャーボードを接続してPCに映像を伝達する必要があります。なので、当然その映像の処理にはPCの性能が関わってくるワケです。

主にグラフィックボード・CPU・メモリの性能が関わってきますが、これらの性能が足りていないと、これから紹介する様な高画質設定をした場合に、映像がカクカクしてしまいます。

高画質での配信というのは非常に大きなサイズの情報をやり取りするのですが、性能不足でその処理が追い付かなくなってしまうので、映像がコマ送りになってしまうワケですね。

なので、思い切ってPC自体を変更するのはいい手だと思います。基本的にゲーミングPCであれば高画質配信に対応できるスペックであることが多いのでおすすめです。また、買い替えなくてもメモリを増設することが出来るPCであれば、増設したりといった形で補強も可能です。

3. ネット回線を変更する

ゲーム機を新しくして、PCも最新のモノにしても、ネット回線がゴミだったら全く意味が無くなってしまいます。この中で個人的にはネット回線が優先度は一番高いと思います。

インターネットやオンラインゲームを遊ぶ中で大切なのは「下り(ダウンロード)速度」で、いわゆる「回線速度」というのは下り速度を指しているんですが、ゲーム配信で大切になってくるのは「上り(アップロード)速度」です。ほぼ下り速度と一緒なので安心してください。

現在の主要な配信サイトで推奨されているビットレートが2,500 ~ 9,000 Kbps(2.5Mbps ~ 9.0Mbps)なのですが、電話回線(ADSL)を使っている方だと充分にそのビットレートを捻出することが出来ない確率が非常に高いです。これはもうネット光回線に変えてください。

上り速度が1,000 Kbosなのに、2,500 Kbpsに設定して配信しても確実にカクカクした映像になってしまいますので、その場合には1,000 Kbpsかそれ以下の値に設定するようにしましょう。

自宅の回線速度の確認方法や回線速度の改善方法については下記記事にまとめていますが、簡単に光回線に変更できますし、月額もあまり変わらないので素直に変えるのが良いと思います。

関連記事オンラインゲームを快適にプレイするのに必要な回線速度・通信速度の目安

配信の設定を変えて画質を上げる方法

機材を向上させた・元々充分なゲーム環境の方は設定を調整することで画質を上げて高画質な配信にしましょう。配信サイト側での画質の設定はないので配信ソフトを設定していきます。

OBS Studioの設定を変更

色々な配信ソフトを使っている方がいると思いますが、私の場合はメインに「OBS Studio」を使用しているのでコチラで解説していきます。ただ、配信サイトで推奨しているポイントはほぼ一緒なので、変更箇所・値はどの配信ソフトでも一緒になりますので安心してください。

画質に大きく関わる点でOBS Studioの設定を変更する必要があるのは下記の項目になります。

設定項目設定の内容
レート制御CBR
ビットレート2,500 ~ 9,000
出力解像度1280 × 720 ~ 1920 × 1080
FPS共通値30 or 60

レート制御に関しては方式を変更すると画質がかなり良くなる場合が多いんですが、ライブ配信というシステム上、どの配信サイトでもレートの変動が一定になる「CBR」を推奨されているのでココを変えるのはおすすめ出来ないです。他の項目で画質を上げていきましょう。

ビットレート・出力解像度は大きい方が画質が良くなります。ただし、サイトによってビットレートの上限が設定されている場合にはその範囲内にしないと配信に不具合が発生したりします。

配信サイト推奨最大ビットレート
YouTube9,000 Kbps
Twitch6,000 Kbps
ニコ生6,000 Kbps
OPENREC5,000 Kbps

FPS共通値に関しては直接画質とは関係ないのですが、1秒間の描画の回数が増えるのでなめらかに視聴できるようになります。ただ、ゲームが60fpsに対応していない場合・モニターが60fpsに対応していない場合には意味がないといった様に他の要因に影響を受けやすいです。

いわゆるゲーミングモニターと呼ばれるモニターは60fpsに対応しているので、自宅でヌルヌル画質のゲーム映像や動画を楽しみたければこういったモニターを購入する必要があります。

PCのスペックが低いとカクカクする要因になるので、配信テストをして問題ないか試すようにしましょう。無理に60fpsにするのであれば、ビットレートや解像度を上げる方がおすすめです。

細かい部分の設定や解説が必要な方は下記記事でOBS Studioの使い方を詳しくまとめています。

関連記事OBS Studioの使い方・おすすめ設定をゲーム配信者が簡単に解説

まとめ:ゲーム配信の画質を良くするためのやり方・設定方法を解説

今回は画質を良くするための方法について根本的な解決法と設定の方法を解説してきました。

まずは高画質でゲーム配信ができる環境・機材なのかという所をチェックして、もしある程度基準をクリア出来ていたら設定を高画質よりのモノに変更する様にしましょう。

編集部

とにかく自分の出来る範囲内で高画質をめざすのが大切という事です!