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ゲーム配信には色々なやり方がありますが、この配信をしたい場合にはこの機材・デバイスを揃えればOKという感じでまとめて紹介していきます。配信の方法は下記記事でまとめています。
関連記事「4ステップで完結!図で解説するとってもシンプルなゲーム配信の流れ・方法まとめ」
ゲーム配信ハードルが高いと思われますが、機材を揃える部分が大事なので丁寧に解説します。
せんぱお
目次
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ゲーム配信の仕方の種類
まず、必要な機材・デバイスを紹介する前に、どの程度種類があるかというのを解説します。
ゲームをするデバイス | 配信をするデバイス | モニターの台数 |
---|---|---|
ゲーミングPC | ゲーミングPC | 2台 |
ゲーミングPC | ゲーミングPC | 1台 |
ゲーム機(PS4) | ゲーム機(PS4) | 1台 |
ゲーム機(PS4・Switch) | PC | 2台 |
ゲーム機(PS4・Switch) | PC | 1台 |
スマホ | スマホ | 0台 |
スマホ | PC | 1台 |
厳密に分けるとゲーム配信の仕方というのは7種類ほど存在しています。
ゲームをするデバイス・配信するデバイス・モニターの台数の3つによって必要なデバイスも変わってくるので、こちらにを細かく解説をしていきます。モニターの台数は多いほど快適ですね。
せんぱお
ゲーム配信の種類による必要デバイスの違い
① ゲーミングPCを使って配信する場合に必要なデバイス
モニターの台数によって変わるのは当然モニターデバイス数と接続ケーブル(HDMI)です。他の機材・デバイスに関しては基本的に共通のモノなので、まとめてご紹介していこうと思います。
・ゲーミングPC
・ゲーミングモニター(1・2台)
・ゲーミングマウス
・ゲーミングキーボード
・ヘッドセット or マイク+ヘッドホン
・HDMI接続ケーブル(1・2本)
ゲーミングPCを使用したゲーム配信はPCの中で全て完結するため接続は非常に簡単です。
パッと見ると必要なデバイスが非常に多く見えますが、特殊なモノは1つも無くて普通にパソコンを使おうと思ったら必要な機材しかありません。ほとんどのデバイスに「ゲーミング」と付いていますが、なるべくならPC本体以外もゲーム仕様デバイスの方がおすすめという事になります。
モニターに関しては2台あると、1つの画面でゲームをプレイしてもう1つの画面でコメントだったり配信の様子をチェックする事ができるので、なるべくデュアルディスプレイが好ましいです。
ゲーミングPCだと基本的に心配ないですが、PCの出力がHDMIが1つ、Display Port(HDMIの親戚)が1つみたいになっている場合があるので、その時は変換ケーブルを使って接続しましょう。
ゲーム自体をPCで遊ぶ形になるため、それなりのスペック(機能性)があるパソコンでないとこの形式はできません。おすすめのゲーミングPCは下記記事内で紹介しているので参考にどうぞ。
関連記事「ゲーム配信におすすめのゲーミングPCランキング|パソコンの選び方」
② ゲーム機(PS4)を使って配信する場合に必要なデバイス
ゲーム機の中でもPS4はそれ自体でゲーム配信をすることが可能なデバイスになっています。
・PS4
・ヘッドセット or マイク+ヘッドホン
・ゲーミングモニター(1台)
・HDMI接続ケーブル(1本)
いわゆるゲーム配信の中ではハードルは低くて通常のゲームの延長で配信することが可能です。
普通にモニターにPS4をHDMIケーブルで接続して、ヘッドセットやマイク・ヘッドホンをPS4本体かコントローラーの接続端子に差し込めばそれだけで環境が作れるので準備も簡単ですね。
PS4だけで配信をする方法は下記記事にまとめているので、そちらの記事を参考にして下さい。
関連記事「10秒で配信開始!PS4でPCを使わずにライブ配信をするやり方・方法」
③ PCを使ってゲーム機を配信する場合に必要なデバイス
PS4以外のゲーム機では直接配信はできませんし、PS4でも高画質配信だったりコメント管理・演出なども伴った配信をしたい場合にはPCにゲーム機を接続してPCで配信する必要があります。
・ゲーム機(PS4・Switch)
・PC
・ゲーミングモニター(1・2台)
・マウス
・キーボード
・ヘッドセット or マイク+ヘッドホン
・キャプチャーボード
・HDMI接続ケーブル(4・5本)
ゲーム配信の中で最も必要な機材・デバイスが多いのがこの形式で、接続もやや複雑です。
ちなみにこの場合には比較的低予算で実現可能で、パソコンがあまりスペックは必要としません。PCでゲームをするワケではないので、ゲーミング仕様でなくても問題ないという事ですね。
見慣れないデバイスとして「キャプチャーボード」というモノがありますが、これはゲーム機の映像をPCでも処理できる形に変換してくれるデバイスで、必ず必要になってくる機材ですね。
接続がやや複雑なんですが、簡単に説明すると2つのルートがあってそれぞれを繋ぐ形です。
PCルート:PC⇔モニター1|PC⇔モニター2
普通にデュアルディスプレイでPCを使う時の接続で、モニター1台の場合はココが1つ減ります。
キャプチャーボードルート:ゲーム機⇔キャプボ|キャプボ⇔PC|キャプボ⇔モニター1
キャプチャーボードを導入するとこの部分の接続が増えます。ゲーム機とPCの間にキャプチャーボードが入っていて、もう1つキャプチャーボードから直接モニターにも接続する様な形です。
キャプチャーボードを介してPCでゲーム映像を処理すると映像が微妙に遅延するため、モニターにも接続して遅延の無いゲーム映像を見てプレイするために接続が必要というワケになります。
ちょっと複雑っぽいですが、何で繋ぐ必要があるか分かっていると接続自体はわりと簡単です。
④ スマホだけを使ってゲームアプリを配信する場合に必要なデバイス
恐らく現在の環境では最も簡単なゲーム配信のスタイルです。必要なのはスマホだけ。
・スマホ
とにかくスマホがあって配信したいゲームアプリが決まっていれば、あとは配信用のアプリをダウンロードすれば大体は流れで進めればゲーム配信が可能になります。めちゃくちゃ簡単です。
現環境で特におすすめな配信アプリは「ふわっち」ですが他にも色んな配信アプリがあります。
下記記事を参考にスマホ配信の仕方やプレイするゲームアプリなどを選ぶのがおすすめです。
関連記事「スマホでのゲーム実況に向いている配信アプリ比較」
関連記事「個人ユーザーが選ぶおすすめゲームアプリランキング|新作・人気作まとめ」
⑤ PCを使ってスマホゲームを配信する場合に必要なデバイス
スマホだけの配信だとコメント欄が見えにくかったり、プレイに集中できなかったりもどかしい部分もそれなりにあります。それを解消するためにはPCを介して配信する方法がおすすめです。
・スマホ
・PC
有線でPCとスマホを接続する方法と無線でPCとスマホを接続する方法の2種類があります。
有線接続する場合は、ゲーム機を接続した方法と一緒で「キャプチャーボード」を使って映像をPCに取り込みます。ただ、コストもかかるし接続が安定しなかったりするので非推奨ですね。
無線接続する場合は、ソフトを使ってミラーリングという方法で映像をPC上に表示できるので、それを使って配信する形です。コストも安いし全然難しくないのでコチラの方法のがいいです。
詳しくは下記の記事にスマホ・PCを使った配信方法を書いてあるのでそちらを参考にどうぞ。
関連記事「スマホゲーム・ゲームアプリを簡単にライブ配信・録画する方法を解説」
せんぱお
各ゲーミングデバイスの詳細解説
▸ゲーム機・ゲーミングPC
当たり前ですが、まずは実際にゲームをプレイするためのゲームハードのデバイスが必要です。
まず最初に自分は「どのゲームハードでプレイしたいのか」「どのデバイスで配信したいのか」ということを決めるのは非常に大切なことです。下記はそれぞれのメリット・デメリットです。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
家庭用ゲーム機 | 安価で安定した性能 |
キャプチャーボードが必須 画質・fpsに制限あり |
ゲーミングPC |
高画質・高fpsでのプレイが可能 動画編集・動画視聴も快適に実施 |
高価で機種を選ぶのに知識が必要 |
本格的にゲーム配信をしようと思うと動画編集などにも興味が出てくると思うので、そういった場合にもゲーミングPCを持っていると対応可能なので購入を検討するのもアリだと思います。
ゲーミングPCを購入するのであれば、おすすめは下記の「FRGAH470F/SG2」というPCです。
価格 | 189,800円 |
---|---|
CPU | Core i9-10900 |
GPU | GeForce RTX 2070 SUPER |
メモリ | 32GB DDR4 |
HDD | 2TB |
SSD | 1TB |
詳細 | 公式サイト ※2020年10月14日現在 |
選ぶ時に大切なのは価格とスペックの比較ですが、今後の新作ゲームに対応できるかという点も大切なので、新しいパーツを搭載しているPCを選んであげると長く使えるのでおすすめです。
ゲーミングPCは全体的に高性能なパーツを組み込んでいるので、普通のPCの上位互換です。動画視聴やデザイン系のソフト等も扱えるのでいいタイミングで買い替えるのもアリだと思います。
下記の記事ではおすすめのゲーミングPCと選び方についてまとめてあるので、ゲーミングPCのスペックや比較等もっと詳しく知りたいという方は参考に読んでみていただけたらと思います。
関連記事「ゲーム配信におすすめのゲーミングPCランキング|パソコンの選び方」
▸キャプチャーボード
キャプチャーボードはゲーム機(PS4・Switchなど)をゲーム配信するために必要なデバイスで、ゲーム機とPCを接続してゲームの映像をPC用に変換して取り込む役割を果たしてくれます。
よくある質問では「モニターにゲーム映像写ってるからそれを配信したら大丈夫じゃない?」というモノがありますが、それでは配信はできません。必ずキャプチャーボードが必要なんです。
何故かというと、配信するのはPCで、モニター側からPCにはゲーム映像は送られないからです。
おすすめのキャプチャーボードは下記の「Monster X」か「GC550」になります。
リアルタイムで遅延なくゲームプレイできる「パススルー機能」などしっかりと必要な機能が揃っていて、人気の機種なので情報も多く、不具合があった場合に対処方法がすぐに分かります。
キャプチャーボードに関しては同価格帯ではスペックが似ているものが多いので、わりと好みで選ぶことの多いデバイスだと思います。基本的にWindows用に作られているモノが多いですね。
ちなみに下記「HD60」というキャプチャーボードはMacのOSにも対応しているデバイスです。
キャプチャーボードに関しては下記記事で解説していますので詳細はコチラでご確認ください。
関連記事「ゲーム配信におすすめのキャプチャーボードランキング」
▸ゲーミングマウス
家庭用ゲーム機をずっと遊んできた方には馴染みが無いかも知れませんが、ゲーミングPCでプレイするいわゆるPCゲームではマウス・キーボードでゲームをプレイする人がかなり多いです。
もちろん「パッド」と呼ばれるUSBでPCに接続するコントローラーも使用する事ができます。
ただ、FPSなどのゲームではエイム操作(標準合わせ)が格段にマウスの方が簡単で有利です。
普通のマウスでも操作は可能ですが、ゲーミングマウスは有線接続で遅延なく使えて、ボタンが多数配置されていてそれぞれ行動を割り振ることで可能なので、高速で複雑な動作ができます。
編集部でおすすめしているゲーミングマウスは「G502 (Logicool)」です。
設定可能なボタン数が圧巻の「12」で、行動を割り振りたいボタン数が足りなくなるという事態が発生しにくく、適度なフィット感・重さがあって安定して動かせるのも魅力的なマウスです。
▸ゲーミングキーボード
キーボードは特にゲームで使う場合に連続でキー入力することが多く、耐久力が求められるのでゲーミングキーボードを使うことが推奨されます。わりと結構激しくキーを使う事になります。
ゲーミングキーボードはメカニカル方式という種類のキーボードが採用されることが多いのですが、メカニカル方式の中でも「キー軸」の種類によって押しやすさや打鍵音が変わってきます。
ゲーム配信ではマイクで音を拾うことが多く、打鍵音の小さいモノが個人的にはおすすめです。
特におすすめのキーボードは「K70 LUX RGB(Corsair)」です。
いわゆる「赤軸」を採用したメカニカルキーボードで、入力が軽くて打鍵音も小さいのが特徴です。押し戻しの感覚はあまりないですが、長時間安定してつかえるキーボードになっています。
おすすめのゲーミングマウス・ゲーミングキーボードの詳細については下記記事でまとめて解説していますので、さらに詳しく知りたい方はコチラの記事をお読みいただければと思います。
関連記事「ゲーミングPCにおすすめのキーボード・ゲーミングマウスを紹介」
▸ヘッドセット・マイク・ヘッドホン
視聴者とコミュニケーション取るのも配信の楽しさでもあるのでマイクはあった方がいいです。
・マイク+ヘッドホン:比較的効果だが音質が良くて軽い
・ヘッドセット:比較的安価で音量が安定するが重い
マイクを使う場合には「マイク+ヘッドホン」というスタイルと「ヘッドセット」という2つのスタイルがあります。どちらにも良さがありますが個人的には別々に揃える方がおすすめです。
安価に揃えたいし配線とかも面倒だよって人は「ヘッドセット」の方を使うと良いと思います。
編集部的におすすめのマイクは「AT2020USB+ (audio-technica)」です。
コンデンサー式という高価な方式のマイクですが、非常に音質が良くクリアに音声を入力できます。普通は特殊電源が必要なのですが、このマイクはUSBでの給電・接続可能なので簡単です。
マイクアームも一緒に購入してあげるとデスク上の設置位置に悩まずにすむのでおすすめです。
そこまで音質にこだわらないという方であればダイナミック式という少し音質は落ちるマイクですが、下記「PCV80U ( SONY)」でもいいと思います。安価ですが、そこそこ音質も良いです。
マイクの解説やおすすめについては下記記事にまとめてありますのでコチラからご覧ください。
関連記事「ゲーム配信におすすめのマイクとマイクスタンドをゲーム配信者が紹介」
▸ゲーミングモニター
ゲーミングモニターと普通のモニターで変わるのは表示できる応答速度とフレームレートです。
応答速度:映像が切り替わる速さ(残像が少なくなる)
フレームレート:1秒間に描画される映像の回数
ゲーミングモニターを使っているとゲーム映像が見やすいし切り替わる間隔が早いので素早く視認ができるという事ですね。ただ、フレームレートはゲーム機側で上限がある場合があります。
PS4やSwitchなどのゲーム機は60fps・30fps(1秒間に60回・30回描画)という値が上限で、いくらモニター側がそれ以上のフレームレートに対応していても上限値までしか描画できません。
ただ、ゲーミングPCの場合には上限が決まっておらずパソコンのスペックに依存する事になるので、144Hz・240Hzといった高レート対応したゲーミングモニターを選ぶのがおすすめですね。
編集部的におすすめのゲーミングモニターは「ZOWIE XL2411P」です。
144Hzに対応していて充分にゲーミングPCのヌルヌルした映像を表現できますし、応答速度も速いので描画の遅延なくゲームプレイ出来るようなスペック・仕様のモニターになっています。
下記記事ではゲーム機向けのモニターや細かな仕様なども紹介していますので参考にどうぞ。
関連記事「ゲーム配信におすすめのゲーミングモニターランキング」
▸画像加工・動画編集ソフト
ライブ配信だけをする人は必要ないかもしれませんが、面白かった部分などを動画として投稿することを考えている人は、画像加工ソフトや動画編集ソフトを使う必要が出てくると思います。
無編集の動画は見にくいし、サムネイルは集客の為にもかなり重要なポイントです。
関連記事「ゲーム配信の再生数・登録者を増やすためのサムネイル制作のコツと作り方」
どのソフトを使うかというのは好みが分かれるところですが、個人的にはAdobeの「Photoshop 」や「Premier Pro」がおすすめです。Macがメインの方は「Final Cut」を使う方が多いですね。
いわゆるYouTuberの方はMac bookを使う方が多いので、Mac向けのソフトである「Final Cut」を使う方が多いのですが、ゲーム配信に関してはWindowsのPCの方が圧倒的に相性が良いです。
私は「Adobe CC」という比較的高めのソフトを使っていますが、ゲーム配信のために高額のソフトを使うのは…という方は「Premier Elements」という買い切りタイプのソフトもアリです。
全体の機能的には少し劣るのですが、初心者の方に使いやすい機能は増えていたり、金額的にも「Adobe CC」よりだいぶ安いので使いやすいです。買い切りなのも安心できるポイントです。
せんぱお
まとめ:ゲーム配信に必要な機材・デバイスまとめ
今回はゲーム配信に必要な機材・デバイスということでまとめてご紹介してきました。
例えば「YouTuber」だと配信のハードルが高めですが、ゲーム配信であればとりあえず足りない機材だけ買い足して、コツコツ家で調整すればできるので1人で色々したい人に向いています。
全部新しく揃えようと思うと結構予算が必要になってしまいますが、自分の足りないものをとりあえず買い揃えて、配信をしていく中で物足りなくなったら新調していくのも楽しみの1つです。
関連記事「4ステップで完結!図で解説するとってもシンプルなゲーム配信の流れ・方法まとめ」
せんぱお
季節限定キャラも入手可能な「リンクスチケット」を最短半年で入手可能!他にもグラブル時の通信制限回避オプション等もありお得でおすすめです。