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ところが、そういったゲーム実況とは一味違った新しいゲーム実況のスタイルがあります。
先日少しSNS界隈で話題になったのがコチラの動画です。
気象予報士である石原良純さんとNintendo Switchの名作である『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』をプレイしながら、各地の気象情報や地形についてお話しするという内容です。
つまり、何かの専門家と一緒にゲーム内を散歩して、ゲーム本編やストーリーというよりは、主にグラフィックや表現方法について語るというのがこの実況スタイルになっています。今回は、この実況スタイルについて色々思う事をまとめながらどういう点が面白いか解説していきます。
目次
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配信者は「なむ」というゲーム実況者さん
参考サイト「YouTube – なむ」
これらの「ゲームさんぽ」シリーズを出しているのは、実家がお寺のゲーム好きの配信者「なむ」さんで、YouTubeのチャンネル登録者は意外にも1万人以下ということで少ない印象です。
元々は自分のチャンネルに動画を出していた様ですが「ライブドアニュース」というチャンネルに定期的に著名人とのコラボした「ゲームさんぽ」の動画を出していて、それがバズりました。
自身のチャンネルにアップされている動画は13本と少なく、専門家と一緒にプレイするスタイルは一緒ですが、時間が短く、有名人の方ではないので動画のインパクトは少し欠ける印象です。
これからご自身のチャンネルにも少し長めの動画がアップされていくと個人的には嬉しいです。
せんぱお
面白いゲームさんぽ動画ランキングTOP3
気象予報士・石原良純さんと「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」
冒頭でも取り上げた、気象予報士の石原良純さんと「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」をプレイしながらゲーム内の気象情報についてお話するスタイルのゲーム実況動画です。
ゲーム自体はオープンワールド系で、自由にマップを歩いてストーリーを進めていきます。
ただ今回の目的はゲーム内の気象情報を観察することなので、各地にワープして、空や地形についてお話をしていきます。気象の専門家なので、色々な視点でお話を聞くことができます。
「季節と雲の形が微妙に合っていないのできっとこういう事だろう!」
「風向きに大して抗うように飛べているので推進力があるはずだ!」
こういった、普段何も考えずにプレイしてると疑問に思わないような点でも深くツッコんでお話してくれるので、未プレイの方はもちろん、既プレイの方でも色んな事に気づける動画です。
精神科医・名越康文さんと「Detroit: Become Human」
精神科医・名越康文さんと「Detroit: Become Human」をプレイしている動画で、いわゆるチュートリアル部分の「チャプター1」を40分以上のボリュームをかけて語りつくしています。
この「Detroit」というゲームは、アンドロイドと人間が共存した未来で、様々なアンドロイドを操作していくつもの選択肢を決定していくことでストーリーが変化していくシミュレーションゲームです。探索をしないと出てこない選択肢などもあって、ゲーム性もしっかりしています。
本来このチャプター1は10分もあれば終わる部分なのですが、1つ1つの場面で停止して、精神科医として表情や言動から分析・考察をしていて深くストーリーを堪能できるようになっています。
ゲームさんぽシリーズはストーリーに関わることは少ないのですが、この作品は内容的にしっかりとストーリーを進めるので、ゲーム自体の楽しさもよく伝わる感じでより面白いと思います。
弁護士・水野祐さんと「グランド・セフト・オートV」
弁護士・水野祐さんと「グランド・セフト・オートV」を実況している動画で、動画内では弁護士の方は水野さんではなく「タスク」さんとして紹介されています。どうやらご友人の様です。
ご友人という事で他の動画よりだいぶフランクな感じに話している素の見れる動画です。
グラセフシリーズはオープンワールドゲームの最たるモノで、アメリカを舞台にてストーリーはあるものの、何でもありのゲームになっています。なむさんがゲーム内でする事のほとんどが法律に引っかかることで、1つ1つのやり取りが面白くて笑いながら見ることができます。
特に印象的だったのはバイクを盗んだ時にタスクさん発言していた「可動性の高いバイクとか車は少し動かしただけで、窃盗既遂が成立する」という事です。なかなかタメになりました。
グラセフは本当にほぼ犯罪しかしないゲームなので、ツッコミが見ていて楽しいですね。
どういう所が面白い?戦略的に新しい?
面白さの解説は野暮かもしれませんが、個人的にこう思うという事をお話していきます。
ゲーム内の細かい部分を紹介できて好感触
まず1つ思うのは、ゲーム制作者側にとっては嬉しいことだから歓迎だろうという点です。
ゲーム配信はどうしても権利の関係上、タイトルによってはグレーになってしまう部分もあるので、全てが歓迎されるというワケでは無いとは思うんですが、少なくともゲームを制作した方たちは、普段は見向きもされないゲーム内の細かな部分も見てもらえて嬉しいと思います。
恐らく細かな部分に気を使って、力を入れていると思うので、その部分がこういう形でクローズアップされることは喜ばれるはずなので、ゲーム会社にもいい印象を持たれやすいはずです。
動画が伸びれば公式などからも声かけの確率が高いし、かなり戦略的だと思います。
せんぱお
ゲーム実況だけどゲーム実況じゃない !?
2つ目は、実はゲーム実況じゃなく、ゲームを題材にしたトーク動画という事です。
ゲーム実況だと、どうしても普段からゲームをプレイする人やそのゲームをプレイした事がある人を対象にしているので、どうしてもターゲットの視聴者層が狭めになってしまいます。
しかし、この「ゲームさんぽ」というシリーズはゲームを題材にしているものの、幅広い層に楽しめるコンテンツになっていて「専門家の種類×ゲームの種類」という組み合わせが非常に多いので、このゲーム実況をシリーズ化しやすいのも戦略としてかなり上手いなと感じる点です。
ただ、ゲームの根幹には触れないものの、キャラコンや操作が下手では成り立たないので、普段からゲーム好きな「なむ」さんがしっかりとプレイしているのも好感のモテるポイントです。
せんぱお
まとめ:専門家とプレイする「ゲームさんぽ」実況スタイルが面白い
今回は「ゲームさんぽ」というゲーム実況スタイルの動画についてご紹介してきました。
なかなか新しいスタイルのゲーム実況ですが、色々な組み合わせで動画が作れるのでこれからどんどん伸びていくと思っています。少し二番煎じ感は出てしまいますが、個人的には非常に面白い視点だと思うので、ゲーム実況をされている方は参考にしてみてはいかがでしょうか。
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