YouTubeを中心に、ゲーム実況動画が爆発的に普及しています。
誰でも動画を作れる時代となり、多くの動画制作用のソフトが提供されるようになりました。
ゲーム実況をするには、不可欠なソフトが2つあります。
一つはパソコンの画面をキャプチャする録画ソフト、もう一つは動画を編集するソフト。
動画制作には時間がかかるため、録画や編集はできるだけ楽に行ないたいです。
でも機能は妥協したくないので、バランスが取れたものを探していました。
そして今回、注目したのが「Wondershare DemoCreator」になります。
実際に使用した感想
・初心者でも使いやすい
・直感的に操作できる
・コスパが優秀
このソフト一本で、録画から編集まで終えられます。
とても優秀だったので、使用感をレビューしていきます。
目次
「Wondershare DemoCreator」は、無料でも使える画面録画・編集ソフトです。
画面構成がとてもわかりやすく、初めてでも操作に迷うことがありません。
対応OS:Windows/Mac
最高出力画質:4K
フレームレート:15~120fps
画面範囲:フルスクリーン(1920×1200)から
YouTube、Tiktok、Instagramなど各SNSの比率まで対応
範囲指定も可能
出力画質、フレームレートともに、十分高画質で録画できるスペックです。
ハードウェアエンコードにも対応で、長時間のゲーム配信でも高速でエンコードできますね。
ゲーム実況動画を撮りたい時は、マイクの音声付きでキャプチャすることができます。
録画ソフトとして欲しい機能は、ほぼそろっている印象です。
録画+編集一体型ソフトなので、動画を録画したあと、編集までスムーズに移行できます。
編集ソフトとしての性能も申し分ありません。
Wondershare DemoCreatorの制作会社は、
動画編集ソフトのおすすめ上位でよく目にする「Filmora」と同じです。
そのため、編集機能の使いやすさはお墨付き。
実際の画面を交えて、録画から編集までの一連の流れを見ていきましょう。
こちらは「Wondershare DemoCreator」を起動した画面です。
キャプチャー・動画編集・ゲーム録画・予約録画・動画プレゼンテーションの5つの構成です。
とてもシンプルでわかりやすいですね。
バージョンアップで多少の変更はあるようですが、使いやすさは大きく変わりません。
今回は画面を録画したいので「キャプチャー」を選択。
さっそく録画していきます。
説明書いらず!わずか1分で録画が完了
「キャプチャー」ボタンを押すと、詳細を設定できるフォームが表示されます。
今回は画面の一部だけを録画したかったので、録画範囲を指定しました。
録画範囲を選択し「REC」ボタンを押すと、カウントダウンのあと録画が始まります。
「Wondershare DemoCreator」を初めて起動してから録画まで、わずか1分。
説明書も不要です。
録画ソフトを初めて使う方でも、同じくらいスムーズに進めるでしょう。
さらに便利なのは、録画中にリアルタイムで書き込みもできます。
こちらはゲーム実況以外にもプレゼン動画や資料の説明に役立つ機能です。
慣れれば多方面に応用できそうですね。
録画を終了したいときは、右の□(停止)ボタンを押します。
これで録画が終了です。
□(停止)ボタンを押したあと、直ぐに編集画面に移行しました。
いちいちスタート画面に戻って、動画編集のボタンを押す必要がありません。
このひと手間が省けるだけでも、ストレスが減りますね。
ほしい機能を多数搭載した編集
無事に録画が終了したので、編集をしていきましょう。
編集機能としては、複数の字幕テンプレートやステッカー、フィルターなどがあります。
もちろんエフェクトもあります。こちらは最低限を揃えている印象でした。
トランジションも複数から選択でき、編集に個性を出したい方も選び放題です。
「Wondershare DemoCreator」にはエフェクトストアと呼ばれるものがあります。
標準のパッケージでは物足りない場合、気に入った機能をダウンロードすることができます。
一部有料ですが、無料で使用できるものも多いため、お気に入りを探してみましょう。
さらに、なんとBGMやSEも標準機能として搭載されています。
フリー素材から動画に合う音楽を探して・・・という作業は、結構時間がかかるのですが、
編集ソフトに搭載されているのには驚きました。
使用したい音楽を選んで、ドラッグ&ドロップするだけで済みます。
無料でも100種類以上使えるので、かなり重宝しそうですね。
編集が終わったら、いよいよアップロードしていきましょう。
その際も「Wondershare DemoCreator」を使えば手間を省けます。
事前に自分のYouTubeアカウントでログインしておけば、直接投稿することが可能。
アップロードまで数クリックで終えられます。
ゲーム実況動画を作成する方は、基本的にYouTubeにアップロードもするので重宝する機能です。
一連の流れで操作してみましたが、かなり嬉しい機能が多かったですね。
録画→編集→アップロードの動線が一直線なので、迷うことなく作業できました。
コストパフォーマンスも優秀
Wondershare DemoCreatorは10分以内の動画の録画なら無料で利用できます。
ただし、無料版は動画の下部にロゴの透かしが入ってしまいます。
まずはお試しで使ってみて、時間や透かしが気になる場合は有料版を使うのがおすすめです。
有料版の契約形態は3種類(2023年9月現在)
・年間スタンダード 2,980円
・年間プレミアム 4,480円 3,980円(500円OFF)
・永続ライセンス 6,480円 5,480円(1,000円OFF)
録画のみ、編集のみのソフトでも、これ以上の金額で販売しているものはあります。
それを考えると、かなりコストパフォーマンスに優れた商品ではないでしょうか。
動画編集に慣れるまでは「Wondershare DemoCreator」一本で十分にまかなえる性能です。
年間スタンダードでは、一部機能が下記機能などが制限されるようです。
・バーチャルプレゼンター(3DキャラクターによるVTuber風プレゼンの作成機能)
・バーチャル背景
・美顔加工
・美肌機能
・ボイスチェンジャー
永続ライセンスは買い切りなので、2年以上使用するなら永続ライセンスでの購入がお得ですね。
公式ホームページを見ると、たまにセールをやっているので、
表示している値段以上にお買い得に買えることがあるかもしれません。
・初めて動画を作りたい
・簡単にYouTubeに動画投稿したい
・編集にかかる費用を抑えたい
・録画も編集も充実した機能のソフトを探している
・豊富なBGM、SEを使用したい
・説明書を読むのが面倒
動画制作の中級者以上の方にはやや物足りなく感じるかもしれませんが、
オールマイティーに使えるソフトであり、編集特化ではないということを念頭に置きましょう。
非常に優秀なソフトなので、ぜひ無料版で使用感を確かめてみてください!
peco
ライター歴1年半。小説愛好サークル出身であり、シナリオライターを中心に活動。現在は美容、ガジェットなども手広く記事執筆を手掛けている。